風の谷の板

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ナウシカの墓所との対立 - 名無しの谷の

2017/08/19 (Sat) 23:11:35

旧人類の新人類化は極端な話、旧人類を少しずつ神隠しして行って作り変えれば済む話ですし、土鬼神聖皇帝とか世俗権力者も不要です。目覚めの朝は迷い込んだ庭で労働はヒドラ達が行いナウシカ達は全く働いていなかった状況を見ると旧人類の助けははっきり言って不要です。
ナウシカが目覚めの朝には奴隷の手が要ると言っていましたが、実際は墓所(旧世界の神)に生きる事を許された浄化の朝を彩る「神の慈悲」と銘が打たれた飾り物に過ぎず労力すら期待されていません。浄化の朝に彩を添える飾りが欲しいから協力するなら飾りにしてやるが墓所の弁だとは流石に言えない。
役割は
墓所が新世界に生きるに値する人間の選別(ナウシカが今を生きる者を舐めるなと反発)
各庭が新人類が出てくる際の保護育成、新人類に与える旧世界の遺産管理と相続の見届け
な気がします。

Re: ナウシカの墓所との対立 - Ace@管理人室

2017/08/20 (Sun) 18:08:16

新人類は卵からどのような状態で生まれるのでしょうか? すでに保護者を必要としないほど成長して生まれてくるのでしょうか? 仮に彼らが一世代のみの不老不死の種族ならばそうかもしれませんが、人間と同じように世代交代していくのならば、乳児の状態で生まれてこなければなりません。乳児の状態で生まれるなら、成長するまで保護者が必要です。また、いずれの場合でも教育者は必要です。「誰が保護者・教育者となりえるのか」と考えた場合、一定数の旧人類(ただし、新人類に絶対服従の)を残しておくのが合理的です。それには『教団』という組織が最も適しているでしょう。

それ以外の旧人類を新人類化する必要性は確かにありません。仮に体質のみ清浄化した環境に適応させるのなら、旧人類に新人類が虐殺、または奴隷化される可能性があります。よって、墓所の言う『旧人類の新人類化』は、教団に隷属し、新人類のために尽くす人材のみを対象にしていると考えられます。ナウシカはそれを「奴隷」と表現したのではないでしょうか。

Re: ナウシカの墓所との対立 - 名無しの谷の

2017/08/21 (Mon) 22:42:12

乳児として生まれてくる場合は作中の教団の描写を考えると、教団は次世代から切り離し墓の中で飼い殺し、新人類の育成は庭の主や園丁達に任せた方が良い気がします。
新人類が育ったら育った新人類に後人育成を任せ、徐々に数を増やして行けば良いわけですし、墓所や庭の主の様な特別製ヒドラの寿命がどれだけあるのか分かりませんが、時間が腐るほど有るなら緩やかに気長にやって行けば良いのではないでしょうか。
庭のナウシカや皇子を見ると旧人類の新人類化の技術は確立している気がします。皇子の様子だと音楽や詩を楽しみ、楽しみ方の例を見せる為に飼育されている従順な家畜にはなっても奴隷は務まらないと思います。
動物園の動物なら数は要りませんし、墓所は善意と慈悲で旧人類を生かそうとしていたと自分は見ました。じゃあ、家畜に成れるかとなるとナウシカやヴ王と同じ反応になります。

Re: ナウシカの墓所との対立 - Ace@管理人室

2017/08/28 (Mon) 15:42:28

「乳児の状態で生まれなければならない」と書きましたが、一部訂正します。卵から生まれる最初の新人類のみ、ある程度身体的に成長してから生まれてくる可能性もあります。
ただ、いずれの場合でも普通のヒドラが養育や教育を行うのは不可能でしょうから、庭園の主が育てるなら、例えば最初は数人だけ孵化させて、彼らが成長したらさらに卵を孵化させる、という流れになりますね。
庭園の主が単独でやるか、教団を使うか、どちらの方法も取り得るでしょう。庭園の主は不老不死のようですからね。

庭園での描写を見ると、旧人類を清浄な環境に適応させるのは可能そうですが、性格・性質まで変わるかどうかは疑問です。庭園自体がある種の結界のようになっている描写もありますので、皇子たちの変化は庭園の主の精神支配による一時的な変化の可能性が高いと思います。まぁ、どっちでもいいことですけどね。

ちなみに、「奴隷」とは「人間の家畜」のことをなので、意味は同じです。彼らが担う労働は農作業や家事だけでなく、芸術文化を新人類に引き継がせることでしょう。
いずれにしても、墓所(を建造した者たち)の理念は『救済』ですので、旧人類を切り捨てるような「非人道的」な選択はしないと思いますから、旧人類が生き延びるための何らかの措置が施されている可能性は高いでしょう。ただ、それはあくまでも一時的な措置であって、最後に残るのは新人類だけになるはずです。

Re: ナウシカの墓所との対立 - 名無しの谷の

2017/08/28 (Mon) 22:09:57

野良作業は農夫ヒドラが居ますし、家事等の雑事を専門に行うヒドラも居そうです。三角巾で頭を覆い掃除をするヒドラやエプロン姿で慣れた手つきで料理を作り味見をするヒドラと、子育てでどうして良いか分からず困惑するヒドラとシュールな情景が浮かびました。
旧世界の遺伝子操作の技術が有れば汚染対応型の旧人類を新人類に改造出来そうな物です。
汚染対応型旧人類を改造するにしろ、そのまま見殺すにしろ最終的に行き着く場所は総新人類化でしょう。

初代神聖皇帝(青き衣の人)が森の人の祖先に腐海に入る事を促したのは清浄な環境に徐々に慣らしていく意図が有った様に感じます。腐海の浄化された環境に慣れた森の人でさえ浄化が完了し腐海植物が取り込む有害物質が無くなり矮小化した世界には耐えられない。墓所に都合が悪いのは蟲使い、森の人等の腐海の浄化環境に慣らして行き浄化環境に耐性を持った人々が生まれる事ではないでしょうか。
世俗権力者を抱き込んだのは防衛行動以外の殺傷が出来ない墓所が森の人や蟲使いを滅ぼす為の手札を必要としたからかもしれません。
腐海は有害物質の安定化、無害化の過程で濃縮し汚染対応型人類でさえ許容範囲を超える瘴気を発生。瘴気を再吸収して無害化、安定化、残った有害物質の濃縮の過程が有るのかも。人類を汚染環境でも生きて行ける様に改造した集団と腐海を作った集団は別個ではないでしょうか。

歴史は
火の七日間後=人類を汚染環境に適応させ絶滅を防ぐ、副次的に浄化環境で生きられなくなったけど、そんな環境はもう星に無いのと気にしてられる余裕も無かったので手っ取り早い手段を取る
エフタル動乱=内戦で汚染が深刻化、人類ダメぽ。資源生物(腐海の蟲の原型)を改造して汚染適応型人類を標的にして世界再生を目的にした生態系を作りばら撒く
同時期=世界再生計画が使えそう。現人類が滅んだ世界を託せる穏やかで賢い理想の人類(仮)とその保存庫兼旧世界の墓標として墓所や庭を建設
とか

墓所は幾つも有りそうですが、ナウシカは余計なちょっかいを出さない限り関与しないが基本姿勢なので探し出して潰そうとはしませんし、偶発的に会っても素通りでしょう。墓所に対する決定力になる巨神兵が無くなったので潰しに行こうとしても返り討ちになるのは目に見えています。ナウシカも自分から売る必要のない喧嘩を売りに行く連中は愚かと切り捨てそうです。

Re: ナウシカの墓所との対立 - Ace@管理人室

2017/09/03 (Sun) 15:17:05

>旧世界の遺伝子操作の技術が有れば汚染対応型の旧人類を新人類に改造出来そうな物です。汚染対応型旧人類を改造するにしろ、そのまま見殺すにしろ最終的に行き着く場所は総新人類化でしょう。
庭園の主は「汚染に適応した人間を元に戻す技術」にしか言及していませんが、同時に旧人類を「穏やかな種族」に改造する処置も行われるでしょう。

>初代神聖皇帝(青き衣の人)が森の人の祖先に腐海に入る事を促したのは清浄な環境に徐々に慣らしていく意図が有った様に感じます。
初代神聖皇帝は200年前の人物ですので、『青き衣の者』とは別人です。大海嘯によって古エフタル王国が滅びたのが300年前で、森の人の祖先(おそらくエフタル王家の生き残り)はその時に青き衣の者に率いられて腐海に入った、とあります。

>墓所に都合が悪いのは蟲使い、森の人等の腐海の浄化環境に慣らして行き浄化環境に耐性を持った人々が生まれる事ではないでしょうか。
「人類はわたしなしには滅びる」と言っているように、墓所は旧人類が自力で清浄に適応するとは想定していません。だからこそそれに対抗して、ナウシカは生命の可能性に賭ける、という決断をしたのです。つまり、墓所に森の人を危険視する理由は無いのです。

>墓所は幾つも有りそうですが、ナウシカは余計なちょっかいを出さない限り関与しないが基本姿勢なので探し出して潰そうとはしませんし、偶発的に会っても素通りでしょう。
庭園は複数点在するようですが、墓所は一つだけです。そうでなかったら物語として破綻します。仮に他にもあれば世界に関与し続けるでしょうし、ナウシカも放置しないでしょう。両者の存在そのものが相容れない、というのはそういう事です。

>墓所に対する決定力になる巨神兵が無くなったので潰しに行こうとしても返り討ちになるのは目に見えています。
墓所は単独では人間社会に関与できませんから、教団という仲介が必要だったのです。そもそも、墓所から流出する旧文明の科学技術が世界に歪みをもたらす事が問題なので、墓所周辺を封鎖し誰も教団と関われない状態にすれば、破壊せずとも目的は達成できます。墓所があろうが無かろうが世界の清浄化は進みますし、新人類の卵があろうが無かろうが旧人類の生存には関係無いのです。

Re: ナウシカの墓所との対立 - 名無しの谷の

2017/09/03 (Sun) 15:39:37

墓所の描写から本気で人類の救済(製作者世代の視点)を考えていたのかもしれません。
目覚めを助ける奴隷にしても庭の主かそれに準じるヒドラを必要数調整するか、時間を掛けて少しずつ新人類を増やして行くかすれば済む話です。
墓所の製作者であれば万が一に備えリスク分散は行うのではないでしょうか。外部との接触は危険や不測の事態を孕みます。製作者が救済の手を払う様ならそのまま滅びれば良いと旧人類救済(新人類化)用に墓所を作り、浄化までの新人類の保管を目的にした物も用意するのでは。仮に幾つも有っても残りの物は介入はしないで目覚めの日を待ちわびる存在でしょうし、ナウシカ達にとって有っても無くても同じ様な物でしょう。
確かに森の人を危険視する場合は裁量権を大きく持った人型のヒドラ(外部端末)を調整してでも介入しますね。
青き衣の人は勘違いしていました。少なくとも腐海入りを勧めたと言う事は世界の真理の一端に気付いていた。

あと、墓所の製作者達が目指した新人類の穏やかで賢いで、「早く寄越すのです」とお代りを要求する某パークの長が浮かびました。

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