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質問
- ろい
2012/12/28 (Fri) 00:40:22 ナウシカたちは清浄な空気では死ぬと言われていますが、ナウシカの地下室や腐海の空洞などで生きているのは、土と水が清浄なだけで、空気はまだ清浄じゃないということですか?
Re: 質問
- ACE@管理人室
2012/12/28 (Fri) 22:39:52 そうだと思います。 Re: 質問
- アホガラス
2012/12/30 (Sun) 00:32:34 旧人類は浄化の世界に生きる人類が腐海の毒で絶滅しないよう Re: 質問
- ろい
2013/01/05 (Sat) 02:52:35 腐海を麻薬などに例えて、使用すると危険だということを伝えたかった面もあるのでしょうか? 少し無理がありますが・・・
Re: 質問
- アホガラス
2013/01/06 (Sun) 01:03:43 いや、そういうことを意図しているのではありません。 Re: 質問
- ACE@管理人室
2013/01/06 (Sun) 03:51:12 ナウシカたちは汚染物質無くして生きられませんので、嗜好品である麻薬や煙草と同列には語ることはできないでしょう。 Re: 質問
- ろい
2013/01/06 (Sun) 04:42:24 わかりやすい解答ありがとうございます。また読んできます。
ちなみに最大文字数は全角で2282文字くらいです。
ナウシカやユパたちが落ちた腐海の深部は、上部がまだ浄化されていない所でしたので、下部の空気にもまだ多少の毒が混じっていたのでしょう。城の地下室も、空気は普通の谷の空気です。
腐海の浄化プロセスは、地下から地表に向かって進行しているようです。
おそらく根や地下茎の部分が有毒物質を吸収し、それを結晶化して地表に排出しているのだと思います。
多少の毒がある環境で生きられるように人類を作り変えたということに
なっていますが、実は以前からこのことにどこか違和感がありました。
それが本当に生命の理に適ったことなのか?
今、改めて考えてみると、「毒に耐性がある」のではなく
「毒を体内に取り入れる」ことで生きながらえているのです。
これは結局、体内に毒を蓄積させ、ある一定以上の量に達した時に
石化の病になるのではないか?つまり、腐海の毒は現在の麻薬や煙草と
いったものに例えることができると考えられます。
苦痛を和らげるための一時しのぎでしかなく過剰に摂取すれば身を滅ぼす。
ナウシカ達はそういう体になっているのではないでしょうか?
腐海の毒で即、死に至らないように作り変えた代償として石化の病になる、
という設定に私が気付いていなかったということを申し上げたかったのです。
ろいさんの質問をきっかけにそれが分かりました。
以前までは、毒に耐性のある人類に作り変えられるなら
それで解決できてしまうじゃないかと考えていましたが
これで納得できました。
まぁ、どちらも長期間の蓄積によって致命的な健康被害が出る、という点においては同じですが。
毒の耐性は、火の七日間後に人類が生き延びるための緊急避難的な対応だったのではないでしょうか。
いずれにせよ、作者が描きたかったのは「清濁入り混じった生」なのだと私は思います。
作者は「清浄の地」をこの上なく平和で美しい世界として描いていながら、しかし、人間がそこへ行く事を許していません。
これはつまり、清浄の地が天国の隠喩であり、人が生きるべきは楽園などではなく、苦と楽が混在する薄汚れた現実世界なのだ、と訴えているのではと考えています。